マンション売却の流れ

ライフスタイルの変化に伴いマンションの売却を考えてはいるものの、一体何から始めていいか分からない方もいるでしょう。

しかし、マンション売却の事前準備から売却後にやるべきことまでの全体的な流れが分かれば、最初の一歩も踏み出しやすいですよね。

 

そこで今回は、スムーズにマンション売却を行うための流れを7つの手順に分けてお伝えします！

 

マンション売却の流れは、「売却前」「売却中」「売却後」の3つに分けられます。

それぞれの段階でやるべき項目は以下の通りです。

 

期間	売却手順
売却前	①書類準備
	②不動産会社に査定依頼
	③媒介契約書の締結
売却中	④売却活動
売却後	⑤売買契約
	⑥引き渡し
	⑦確定申告

 

売却完了までの目安は約3〜4ヶ月と言われています。

スムーズにマンションを売却するなら、全体の流れとスケジュールを把握することが大切です。

余裕を持って売却に取り組む場合は、半年以上前から準備をしておくと安心です！

 

マンションを売却する前には、次の3つを行いましょう。

 

・書類準備

・不動産会社に査定依頼

・媒介契約書の締結

 

それぞれ具体的に必要なものや手順について説明します。

 

2-1.書類を準備する

マンションを売却する際に必要な書類は、主に以下のようなものがあります。

 

・本人確認書類、住民票

・印鑑証明書

・登記済権利証または登記識別情報

・間取り図、分譲時のパンフレット

・マンションの管理規約

・固定資産税の納税通知書

・印鑑証明書

・ローン残高証明書

・口座情報

など

 

契約直前に慌てて書類を探すことになると、スムーズにマンション売却ができません。

早い段階から必要書類を用意しておけば、紛失した書類があっても代わりの書類を取り寄せられます。

早めに準備をしておきましょう。

 

2-2.不動産会社に査定を依頼する

不動産会社に査定をしてもらいます。

査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。

 

机上査定とは、立地や築年数などの物件情報と過去の取引事例から査定する方法です。一方で、訪問調査は実際に物件の状況を確認して行う査定です。

 

査定額は不動産会社によって異なります。

早く売却したいからと1社だけで判断せず、複数の不動産会社に査定依頼をして比較検討するのがおすすめです。

 

なお、不動産会社を選ぶ際には、マンション売却の実績はもちろん、地域情報に精通しているかどうかも重要なポイントです。

たとえば町田市でマンションを売却する場合、地域の特性に詳しい担当者に依頼すれば、より効果的な売却活動を行ってくれるでしょう。

マンション売却は不動産会社との二人三脚で行うため、信頼できるパートナー選びも大切なのです。

2-3.媒介契約書の締結する

不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。

媒介契約とは、不動産会社と売主の間で結ぶ契約です。

媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

 

種類	複数業者との締結	契約期間	報告義務	特徴
一般媒介契約	○	定めなし	任意	・複数の不動産会社に売却を依頼できる ・自分で買主を探して直接売買できる
専任媒介契約	✕	3ヶ月	2週間に1回以上	・不動産会社1社と契約する ・自分で買主を探して直接売買できる
専属専任媒介契約	✕	3ヶ月	1週間に1回以上	・不動産会社1社と契約する ・自分で買主を探して直接売買できない

 

「一般媒介契約」は、複数の不動産会社に依頼できるため買い手の幅が広がります。

しかし、活動状況の報告義務がないため、売却活動が分かりづらい点には注意が必要です。

 

それぞれの特徴をふまえ、自分に合った媒介契約を結びましょう。

 

媒介契約を結ぶと、いよいよマンションの売り出しが始まります！

売却活動で行うことは、主に以下の3つです。

 

・売り出し価格の決定

・内覧準備

・条件交渉

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

3-1.マンションの売り出し価格を決める

マンションの売り出し価格は、査定額や相場、希望額から決めます。

相場からかけ離れた価格は買い手がつかないため、不動産会社と相談をしながら決めていきましょう。

 

3-2.内覧の準備・対応を行う

広告やポータルサイトに掲載するために、物件の写真を撮影します。

写真は購入希望者が最初に目にする物件情報のため、印象の良い写真を掲載しましょう。

 

広告を見て購入希望者が現れたら、内覧をしてもらいます。

内覧は購入希望者が直接マンションを見学するため、室内の状態や対応が成約に大きな影響を及ぼします。

 

内覧を受け入れる前までに、室内の掃除や片付けを行いましょう。

特に台所やトイレなどの水回り、収納スペースは購入希望者がチェックするポイントです。

汚れがひどい場合には、ハウスクリーニングへの依頼も検討しましょう。

 

内覧時には購入希望者の質問に丁寧に答えたり、アピールポイントを整理したりと、対応にも気をつけます。

いくら物件が魅力的でも、対応次第で「この人から買うのは嫌だな」と思われる可能性があるからです。

 

3-3.条件交渉を行う

希望者から購入申込書が入ったら、条件の交渉に入ります。

購入希望価格や手付金の金額、引き渡し時期など売却に重要な内容のため、不動産会社と相談をしながら交渉を行ってください。

 

条件交渉が成立し売却活動が終わったら、次に以下の手順に入ります。

 

・マンション売買契約

・引き渡し

・確定申告

 

それぞれの内容を具体的に説明していきましょう。

 

4-1.マンションの売買契約をする

売買契約は、売主・買主・不動産会社の三者が集まって行います。

重要事項説明を受け、契約内容に相違がないかを確認してください。

契約書を確認し、署名・捺印をすれば契約完了です。

 

契約がまとまったら、手付金の受領と不動産会社へ仲介手数料の支払いを行います。

引き渡し日や決済についても、売買契約時に確認しておきましょう。

 

4-2.マンションの引き渡しをする

引き渡し当日は、売主・買主・不動産会社・司法書士・金融機関の担当者が集まり、決済や引き渡しがされます。

 

決済時に住宅ローンが残っている場合は、代金受け取り後に一括返済をします。

また、不動産登記の手続きも必要です。一般的には、司法書士に依頼して手続きを行います。

 

決済後は書類や鍵を買主に渡して引き渡し完了です。

 

4-3.確定申告をする

マンションの売却が済んでひと安心したいところですが、忘れずに確定申告をしましょう。

マンション売却によって得た利益は譲渡所得として扱われます。

譲渡所得は課税対象となるため、会社員の方でも確定申告をする必要があるのです。

 

確定申告を行わないと、追加課税が発生したり、控除を受けられなかったりします。

確定申告は、売却翌年の2月16日〜3月15日の期間に必ず行うようにしてください。

 

マンションの売却は売却前の事前準備から売却後まで、全体の流れを把握しておくことがスムーズな売却のカギです。

必要書類や内覧準備などが後手に回ってしまうと、売却期間が長くなったり、想定より安い金額で売却したりして悔いが残ってしまいます。

後悔しないマンション売却には、力強いパートナーとなる不動産会社選びが大切です。

 

町田市のマンション売却は「KEIAI町田森野不動産センター」におまかせください。

町田市の地域情報をふまえながら、親身に対応いたします。

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